風光琳:”風光明媚”林の中の一軒家
昭和初期の絵描きさんの家だった建物をフルリノベーションしました。
一旦全てほどいて(解体)、構造材を補強し組み直しました。
屋根は自然石、天井と内壁は漆喰、床は杉無垢板で、駐車場から玄関の中までバリアフリーのウッドデッキです。
まだ、工事がすべて終わってはいませんが、気ままにコツコツ仕上げています。
両崖山を背に山林に囲まれた一軒家。朝は鳥の声で目が覚めます。
窓越しの景色は、四季の変化が楽しみです。
足利の屋根組と新潟の梁を組み合わせました。
足利の天災の少ない地域と新潟の豪雪地帯での家の造り方は違うため、梁の太さに差があります。
屋根の重量を支える梁とそれを受ける柱の太さと材質が違います。
新潟の目の詰まった欅は丈夫で、曲がりくねった梁は見事です。
風光琳は、新潟の太い梁の上にもともとあった建物の屋根組を組み合わせました。
新潟と足利のハイブリットです。